《主な作業》
①剪定作業、②土作り作業、③摘蕾作業、④摘果作業、⑤潅水作業、
⑥除草作業、⑦枝つり作業、⑧収穫作業
定植から初結果までは、4年かかります。
年間施肥:堆肥(1~2月)夏肥(6月下旬)秋肥(10月上旬)元肥(12月中旬)
愛媛県周桑郡に昔からある特産で、大正2年から集団的に栽培され、現在は全国の生産量の80%を超える大産地となっています。旧東予市、旧丹原町、旧小松町周辺に集団産地が形成され、徳島県などでも栽培されている古い品種です。渋柿脱渋が難しい品種ですが、ポリ袋で密封包装することで渋を抜く事に成功しました。11月下旬から出荷が始まり、日持ちがいいので年明けまで出荷が続きます。
原木は山口県下関市安岡町横野の竹林に自生していたもので、後に天然記念物として指定された品種です。富有柿より一回り大きく、甘みの強い柿です。とろっとした上品な食感で、緻密な果肉が特徴です。11月下旬から出荷が始まる渋抜き柿で、東京のスーパーでの試食宣伝会でも「大きいね、美味しいね」と評判の柿です。しかし残念な事に脱渋が難しい事から年々栽培は減ってきています。
奈良県の刀根さんが作った早生種で、東予園芸では9月中旬から出荷が始まります。濃い橙色で光沢があり、味も濃厚で非常に美味しい柿です。
渋柿ですが種が無く、東予園芸ではあんぽ柿に加工して出荷しています。
9月下旬から出荷が始まる平均400gの大玉果です。梨のような食感が特徴で、甘みが強いのも人気の秘密です。栽培が難しく、1本の樹から収穫できる個数が少ないですが、従来の甘柿とは一味違う人気の新品種です。果実の表面に条紋と言う亀裂が発生しやすく、これが現れると見た目は落ちますが、これが入るほど甘くて美味しいと言われています。
この品種は形が卵に似ている事から【たまごさいじょう】と地元では呼ばれています。西条柿の中でも収穫が遅く、溝がほとんどないのが晩西条柿です。 渋柿で日持ちはしませんが、舌触りがとても滑らかで、糖度が高いのが特徴です。干し柿にしても美味で、東予園芸ではあんぽ柿に加工して出荷しています。