大粒(1個当たり約25~30g)の果実がなり、種が小さく果肉が多く柔らかいので梅干しに適しています。皮が柔らかく果肉が厚いため梅干しに最適です。収穫期は6月中旬~7月中旬。同じ南高同士だと交配できないという特性も持ち合わせています。他品種の花粉を受粉することでしか結実できません。そのため、南高梅には受粉樹と呼ばれる他品種の樹が必要です。受粉はミツバチたちに託されています。
《主な作業》
①冬季剪定作業、②土作り作業、③新梢管理、④除草作業、⑤収穫作業、
⑥夏季剪定作業
定植から初結果までは、3年かかります。
年間施肥:堆肥(1~2月)実肥(4月)秋肥(10月上旬)
若木だとあまり実がなりにくいですが、一度実がなりだすと一気に増えだす不思議な果実です。果実は平均65gと少し大きめ。形は円形で、熟してくると果頂部からじわじわと淡い紅色に着色し始め、日が経つと果皮全面が鮮紅色に着色します。果肉は乳白色。甘味は少なく、酸味があるため好みが分かれる果物です。熟してくると軟化が早くなるので早めにお召し上がりになる事をオススメします。
「大石中生」、「ソルダム」を交配したもの。生産量がとても少ないので、希少価値もあり、味は「李王」の名前の通り、まさにプラムの王様である。
アメリカ育ちで、日本に入ってきた大石早生の交配品種。果皮は緑色ですが、果肉は濃紅色をしているのが特徴で果皮は熟すと赤黒くなります。果実は80~100gと少し大きめですが強い甘みと程良い酸味があり濃厚な味わいです。葉酸やカリウムを多く含み貧血や妊婦さんにオススメの果物です。